トーラス渦論   -ヴィクトル・シャウベルガーから学ぶ-


「始めに渦巻きありき」

 

デモクリトス(紀元前四六〇~三七〇)

 

渦巻文様は旧石器時代から連綿と受け継がれた文様で

生命のシンボルとして多用されてきた。

 

古代人は渦巻きの動きを神聖なものとして認識し

重要性を認識していたことは確かだ。

 

現代文明が忘れている渦エネルギーが世界創造の原動力である。

 



「我々は無限の空間をあまねく満たす渦の中にいる。その回転速度は想像を絶するものだ。我々を取り巻く全てのものが回転しており、運動している。空間の至る所にエネルギーが存在する。このエネルギーをもっと直接的に利用する方法があるに違いない。そうすれば、空間から光を引き出し、空間から電力を引き出し、汲めども尽きぬ貯蔵庫からあらゆる形態のエネルギーを引き出すことにより、人類は長足の進歩を遂げるだろう。その可能性を考えるだけで、我々の精神は大きく広がり、希望は強固になり、心は至上の喜びで満たされるだろう。」

 

ニコラ・テスラ、1891 年


 

 

 自然は脈動する―ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察より

 


創造的エネルギーの源としての渦巻き

 

 

「あらゆる生命は動きである。自然界の動きに直線はなく、らせん形、あるいはらせん状の渦巻きの形をとる。らせん形は混沌から秩序を発展させる流体エネルギーの本来の姿である。これを銀河の構造から原子にいたるまで、生命の自然な動きととらえた。渦巻きは実にさまざまな方法で発達する。渦として上向きあるいは下向きに動いたり、円を描いて回転したり、渦自体が逆転したりする。動きがあるところには必ず渦巻きが生じる。水の場合、それは目に見えるものだが、気体、さらに電界も渦巻きやドーナツ状の形をとる。筋肉、組織、血液、骨その他の多くの有機生命の形も渦巻き型である。」

 


「自然界のシステムは非ユークリッド的で、開かれた、ダイナミックなものである。その構成要素は開いたらせん形、貝殻形、卵形、渦巻き形である。これによって流動的、適応的な環境が促され、その環境の中で、複雑で創造的な構造をもつ形態が進化することが可能となる。」

 


「私たちの使う機械的で技術的な動きのシステムは、ほとんどすべてが熱と摩擦を生じるものであり、動きは周辺部でもっとも速くなり、分解作用があり、騒々しく、非効率的なタイプのものである。これが、私たちが発電を行う「遠心性の」方法である。これとは対照的に、自然が利用する動きは求心的、渦巻き状で、外側から内側に向かって速度を上げ、温度を下げ、密度を高め、構造化し、より高い質と複雑なシステムが創発するよう促す種類のものなのだ。らせん形は自然に見られる動きの基本的な形だが、ヴィクトルのエコ・テクノロジ―の核心には、「渦巻き」を宇宙のもっとも重要な構造的運動システムとするとらえ方があり、これが価値ある内破研究の鍵なのである。竜巻から植物の生長にいたるまで、らせん形はエネルギーを異なるレベルに変換する自然のメカニズムなのだ。」




「はじめにエネルギーありき。それは第一のもの、原因である。エネルギーは、自らが動きたいように形態を作り出す。形態はエネルギーを映し出しだしたもであり、副次的な結果である」


 

原初の動き


ヴィクトルは、地上の動きの法則をいつも天界の動きのパターンと比較していた。彼は、地球と宇宙の進化的力動の原因となる「形を生じさせる」動きが存在すると固く信じ、それを広く「原初」の動きと呼んだ。宇宙全体はたえず動いている。この動きはらせん状であり、らせんの中にさらに多くのらせんが含まれている。銀河もらせん形をしている。自然の形態は「上の如く、下も然り」という法則に従うことがきわめて多く、形と運動について普遍的なやり方があることを示している。液体と気体はらせん状に動くことを好み、エネルギーを然りである。ダウザーは、地中にあるらせん状のエネルギーを見つける。人体中のエネルギーも同じように動いていると考えられる。




動きの種類

 

力はエネルギーが仕事をするときに用いるものであり、加速という状態として測定することができる。重要なのは二種類の加速を区別することである。一方は分解するもの、もう一方は結合させるものである。非建設的な力においては回転半径は拡大し、圧力と摩擦を増大させるタイプの加速を生じる(遠心的加速)。建設的な力においては、回転半径が減少するにつれ、吸引力を増し、摩擦を減少させるタイプの加速を生じる(求心的加速)。遠心的加速では、同じ速度を維持したり、さらに加速するのにいっそう多くの力が必要となる。求心的加速では、速度とエネルギーはひとりで増加する。ヴィクトルはこれを、あらゆる生命を生み出す建設的エネルギーである「形成力」と呼んだ。

 

 


エネルギーの諸段階

 

 

物質的実体は何十億個もの原子からなっているが、それぞれの原子はさらに小さな素粒子からなり、その素粒子はエネルギーの渦なのだ。原子より小さな素粒子は、渦の中でたがいの周りを回転しながらより重いエネルギーをもつ粒子を形成し、だんだん密度を高めて速度を落とし、ついには目に見え、さわることすらできる存在となる。水は密度によって姿を変える物質である。固体つまり氷の状態では原子の動きはもっと遅い。融けると動きが速くなり、回転あるいは振動する広い空間が必要となり、密度は低下して液体の水となる。さらに加熱されると粒子は加速し、さらに広い空間を必要とする湯気や、目に見えない気体つまり水蒸気になる。それぞれの状態と外観は、動きと振動というエネルギーの現れ方によって変化し、その運動の度合いは周波数と呼ばれる。振動と周波数の原理によって、この世界の無数のエネルギー形態は決まっているのだ。私たちが目にする物質的実体は、エネルギーが振動して物質状態になったりして、目に見える「残像」を作り上げた結果生じており、その周波数と密度のために物体は静止しているように見えているのである。無数の粒子がたえず加速、減速して私たちの目に物質として映る形をとり、個体としてそこにあるという錯覚を生み出しているのだ。あらゆる物質的実体がつねに動いている原子や素粒子からなっていることを理解すれば、あらゆるものはエネルギーであるということが理解できるだろう。


 

 

渦巻き構造

 

 

「自然界において螺旋状の現象は数多く存在する(厳密には2次元のものが渦巻き、3次元のものが螺旋と区別される)。身近なものでは人間を含めた動物のつむじ、アンモナイトやオウムガイのような巻貝、蔓植物の蔓、ミクロの世界ではDNA、液体においては渦潮、気体においては竜巻や台風、マクロの世界では渦巻銀河などがある。この世界になぜ螺旋構造が存在するのか大きな謎であるが、生命の創造(生)と破壊(死)に関わっているようにも思われる。」

 

 

 

宇宙創造のエネルギーは渦巻きらせん運動によって満たされている。新しい宇宙観が必要だ。

 

 

 

渦エネルギー (創造的運動エネルギー)

 


「あらゆる自然の活発な動きは、三種類の基本的な動きー軌道的動き、回転的動き、循環的動きの一つ以上のものからなっている。このような動きが組み合わさると、自然が何かを組み立てたり、構造化したり、浄化したりするのに用いる、いわゆるらせんー渦巻き運動という複雑なパターンが生じる。」

 


動きの種類

 

三種類の基本的動き

 

・軌道的動き

 

・回転的動き   ⇒ らせんー渦巻き運動

 

・循環的動き

 

 

二種類のらせんー渦巻き運動

 

・軸運動→放射運動 

 

「爆発 explosion」

 

遠心性ー発散的、減速的、散逸的、構造弛緩的、分解的、破壊的、摩擦発生的 

 

・放射運動→軸運動

 

「内破 implosion」

 

求心性ー収束的、収縮的、結合的、創造的、統合的、形成的、摩擦減少的



渦巻き生成器


 

内破エンジン

 


強力なエネルギーを生み出す自然現象がある。例えば、台風や竜巻である。

これらは、そもそもエネルギーを補給していないのである。それなのに、勝手に自発的に回転し、さらには強力なエネルギーを発散している。

この現象を調べた結果、その原因は、求心力にあることが分かった。現在我々が利用しているエンジンの類は、いずれも爆発力に伴う遠心力を利用したものである。もちろん力は出るが、放っておくと、いずれこの力は分散され、失なわれていく。自発的には回らないのである。それに対し、求心力を利用したものは、放っておくと、むしろ回転が増強される方向へ進むのだそうである。

 

 

リパルシン (渦巻き活水器)

 

 

セントリパルサー (トルネード発電機)

 

 

野生動物のツノや、巻き貝等を参考にして作った双極螺旋形状のパイプに水を通し、その求心的な渦巻き流から生じる負性抵抗(負圧)を利用して作動する、「自己推進装置」であったとされる。その為、始動時を除いて、全く燃料を必要としなかった。

 

螺旋状に求心的な渦流を作り出してエネルギーを得る方法で、表面的には遠心力も利用したものの、遠心的な爆破と対極にある「爆縮」や「内破」と呼べるものである。具体的には、上手のとおり、中心部分から特殊な形状の切り口をもつ螺旋系パイプが放射状に伸びた卵形の容器をモーターで回転させると、水や空気が遠心力で螺旋系パイプの中を内側から外側へと流れ、中心軸部分に真空が生じる。螺旋系パイプの先は底部で一回りして中心軸部分に繋がっており、中の水や空気はその真空を埋めるように噴き上がり、循環を始める。パイプを流れる水や空気は、螺旋形構造で求心的渦流を形成して加速して流れ、そこに遠心力が加わって、膨大なパワーが生み出される。

 

その力でタービンを回転させて、電力を取り出す。それは大規模発電としてでなく家庭用発電機として開発された。

 

 

ヴィクトルが自然の働き方の中に見出した優れた洞察の一つに、相互依存性という概念がある。自然のプロセスの多くは、相反するすが相補的なエネルギーの形、たとえば熱さと冷たさ、重力と浮揚力、電気と磁気、遠心力と求心力が交代することで機能し、両方の側面が結びついて統合的、相互依存的作用が生じることで全体を作り出す。こうして、ヴィクトルは圧力と吸引力の交代を、このような方法で強力な推進力を生み出す機械の軸に利用できることを発見したのである。


浴槽の吸引は重力によって生じるが、これは求心力と、それと相補的な遠心力が関わってくるものである。航空機のジェットエンジンが同軸上で吸引と圧力の相互作用を利用するのとおなじように、ヴィクトルは生物学的真空を生み出すために同軸上の遠心力と求心力のバランスを利用した。これは気体や液体をらせん状に高速で回転させて密度を高め、冷却することで生み出される。水を使う場合、水に含まれる気体の量は一℃冷却するごとに二七三分の一ずつ減少していく。しかし平均的な量の水蒸気を含む空気を使う場合、水に対する空気の圧縮比は八一六対一となる。四℃の水一リットルの重さは一キログラムだが、通常の大気一リットルの重さは0.00一二二六キログラムである。これが内破エンジンの基礎である。

 

 

渦巻きパイプ

 

 

これは縦方向の渦巻きで、周囲に逆向きの渦巻きが環状に発達している。多孔性のパイプ壁との相互作用により生じ、ボールベアリングに似た作用で、前方への動きを強める。環状の渦巻きの内側への回転は、中心の渦巻きの回転と流れの向きに従う。このような環状の渦巻きにより酸素、細菌、その他の不純物がパイプの内壁に移り、そこで濃縮された酸素によって下等な病原菌が死滅する。

 



渦巻きポンプ



流体の圧力を高めるために羽根車(インペラー、英:impeller)の回転による遠心力を用いるポンプのこと。このような遠心力を用いたポンプを遠心ポンプ(Centrifugal pump)と言い、羽根の外周には渦がた室(casing)のみがある形式の遠心ポンプをボリュートポンプ(Volute pump、Voluteは螺旋の意。)とも呼ばれる。 羽根車に側板(shroud)とよばれる囲い板を持つ密閉型(クローズ型)と、側板を持たない開放型(オープン型)がある。


渦巻ポンプの原理


 ・渦巻ポンプはインペラの回転により生じる水の遠心力を利用 

 ・遠心力で外周が高圧になり、外部に水が吐出される 

 ・中心は遠心力が作用せず、吐出される水に引張られて低圧になる 

 ・低圧になった中心部から水が吸い込まれる 

 ・出口と入口の圧力は流量に左右される


 


渦巻きエネルギーで混ぜる、かき回す、撹拌する

 

 

人は日常的に渦巻きエネルギーを利用している。卵を箸でかき混ぜるのは黄身と白身の分布状態を微細化・均一化するためである。回転運動が物質の均質化を行う。攪拌の作用として微細分散化と凝集促進など相反する作用を持つが、前者は高速の流体で作用が増強され、後者は低速の流体で発現する。

 

 

 

 

磁場と渦の宇宙論的起源にせまる

 

 

〈渦〉は不思議な事象を説明する概念として,科学史の中にしばしば登場する.デカルトの宇宙論にも〈渦〉の概念が現れる.宇宙にみちる渦動が惑星と衛星を運ぶというのである.月の摂動を研究したオイラーは,エーテル中の複雑な渦動を構想した.もちろん流体に現れる可視的な構造としての渦は馴染みが深い.しかし,その渦とは何か,どのような働きをするのかは十分理解できてはいない.今も〈渦〉は,科学の諸領域で,不思議な作用,複雑な現象という意味を引き寄せる謎であり続けている.たしかに宇宙は「渦」でみたされている.現代物理学では,流体の渦と磁場を統一的に考える.宇宙はこの〈渦=磁場〉でみたされているのである.銀河,降着円盤,惑星系,そしてほとんど全ての天体がもつ磁場などである.渦=磁場の発達や変形に関する研究は既に多くある.しかし,その「起源」すなわち「種」がどのようにして生まれたのかは物理の大きな謎である.

 

「運動エネルギーとしての「回転力」は自然エネルギーを理解するうえで重要である。「台風」「竜巻」「気流」「海流」「渦潮」等、自然は回転力によって成り立っている。人類にとって必要な自然エネルギー利用は、自然の生み出す絶大な回転力の理解から生まれる。この宇宙には、渦の形があふれている。太陽系を含む銀河星雲、生命の故郷である海の海流、大気の流れ、生命情報の収納庫DNA、すべてが渦、スパイラルの形をとっている。回転エネルギーは万物の創造エネルギーでもある。人類を取り巻く環境の宇宙、地球、自然は計り知れないエネルギーを持っている。その膨大なエネルギーは「回転する力」によって人類に自然の偉大さを垣間見せる。そして分子レベルで見れば人類は全て同位元素でありスピン(回転)している。」


 

 

 

翼端渦

 

揚力とは翼の下面と上面に生ずる気流の圧力差、つまり上面の圧力が低くなる為に上に持ち上げようとする力である。しかし、翼端付近に近づくと、その圧力差を埋めようと翼の横から気流の流れ込みが起こり、これが翼端渦と呼ばれる渦状の空気の流れである。



鳥の翼にも翼端渦ができます.渡り鳥の編隊飛行はこれを積極的に利用したものです.羽ばたく鳥の斜め後方には翼端渦による上昇気流が発生します.ですから,後続の鳥はこの流れに乗って飛べば自分が羽ばたかなくてもある程度の浮力が得られるわけです.それで斜めに並んで V 字編隊を組んだりするのです.まさか渡り鳥がこの理屈を知っているとは思えませんが賢さに驚かされます.前の鳥の真後ろには下降流ができますので決して縦一列に並んで飛ぶことはありません.


 

 

 

マスの泳ぎと渦


 

マスは水温がもっとも低く、密度とポテンシャルエネルギーが最大となる流れの真ん中で静止する。魚のエラを調べると、それらは導翼と考えられ、水流を逆向きの強い渦巻き流に変えることがわかった。きらめく鱗は水との摩擦を最小にするが、とくに尾に向かって多数の小さな渦巻きを生み出す働きもあり、これが上流への逆流を強め、魚の鼻部にかかる圧力を相殺する。流れとは逆向きの推進力を生む領域がマスの全身に沿って生じるために、同じ場所にとどまれるのである。尾をくねらせて体の後方に負圧を生じさせると、このような逆流を強める事ができる。エラを動かすことで横腹も渦巻きを強め、体を急激に上流へと押し上げさせる。エラの動きが早ければ早いほど酸素含有量の低下した水が体から吹き出される。これが水中の自由な酸素と結びついて周囲の水塊が膨張し、濡れた石鹸を手の中で握るのと同じ効果が魚に生じる。

 

 

 

渦電流



金属板(アルミニウムなど)を強い磁場内で動かしたり、金属板の近傍の磁界を急激に変化させた際に、電磁誘導効果により金属内で生じる渦状の誘導電流のことである。

 

 

 

 

 

流体(気体または液体)の一部がこまのように回転しているとき、その部分は渦運動をしているという。また、その部分を渦という。たとえば、鳴門(なると)の渦潮は大きな水の渦で、台風は空気の渦である。茶碗(ちゃわん)に入れた水をスプーンでかき回すと、茶碗の中の水全体がこまのように回転するので、水全体は一つの渦巻と考えることができるが、茶かすを浮かべて細かく観察すると、水の各部分はそれぞれ異なる回転運動をしていることがわかる。たとえば、中心付近の茶かすはぐるぐる回転するのに対して、中心を外れた茶かすはその姿勢を保ったまま円運動をする。すなわち、茶碗の中心付近の水の部分は自転をするのに、中心を外れた水の部分はほとんど自転をしない(図A)。この自転をする水の部分が渦である。川の流れのように、一般に流体が運動する場合、流体全体としての運動はきわめて複雑であっても、その各部分を考えると比較的簡単である。すなわち、小さい球状の部分をとって考えると、それは自転しながら並進運動を行っている。その並進運動の速度vがその点での流れの速度である(図B)。自転の角速度Ωの2倍ω=2Ωを流れの渦度(うずど)という。円筒形の容器に水を入れて、中心軸の周りに一定の角速度Ωで回転すると、やがて水は容器と一体となって回転する。このとき、中心から半径rのところの水はv=Ωrの速度で円運動をする。このとき


 流速×円周=2πΩr2 =渦度×円の面積


の関係がある。この場合、水の各部分は同じ自転の角速度Ω、したがって渦度ω=2Ωをもつので、それに面積を掛けた前式の右辺は、半径rの円に含まれる渦の総量を表すと考えられる。これを渦の強さという。一方、「流速×円周」は円周に沿う循環とよばれる。一般に、任意の閉曲線Cについて、流速の接線成分vsとCの線要素dsとの積vsdsを加え合わせた量を、Cに沿う循環といい、 (C)=Cに含まれる渦の総量 という関係がある(図C)。流れの中の流体の微小部分(これを流体粒子という)をとると、ある回転角速度Ωで自転しながら、ある速度vで並進運動をしている。その自転軸の方向に近接した流体粒子をとると、それはまたある角速度で自転している。このように次々と自転軸をつなぎ合わせていくと、流体粒子は数珠(じゅず)玉のようにつながって、流体の細い紐(ひも)ができる(図D)。これを渦糸(うずいと)という。また、数珠糸に相当する曲線を渦線(うずせん)という。つまり、渦線は自転軸を連ねてできる曲線で、その曲線を軸として流体が回転運動をしていることを示す。いま、一つの小さい閉曲線上の各点を通る渦線を考えると、渦線を壁とする管ができる。これを渦管(うずくだ)という。渦管の任意の点での断面積σと渦度の大きさωとの積Γ=ωσは一定で、渦管の強さとよばれる。渦管の細いところでは流体の回転は速く、太いところでは遅い。竜巻やつむじ風は、近似的に1本の渦管のように考えられるが、地面に近いところでは回転は遅く、地面から離れて細くなったところでは回転が速い。細い渦管に含まれる流体の部分が、すなわち前述の渦糸である。

 

 

 

渦論

 

精神と物質に内在されているエネルギーの放出は渦によって引き出される。宇宙創造を生みだすエネルギーの拡散と集中現象は渦そのものであり、空を見上げればこの世界は未知のエネルギーに満ち溢れている。この今だ解明されていないエネルギーの流れが広大な宇宙空間での渦現象として観てとれる。宇宙は〈渦=磁場〉で満たされ.人類もこの渦の中に存在しているのである。銀河の周りを渦を描いて高速移動している太陽系惑星としての地球。そこでの人類を含む生命潮流は渦エネルギーであり、自然現象は渦の発生原理に支配され、まさに渦現象は生命の創造(生)と破壊(死)に関わっている。渦エネルギーこそが世界創造のエネルギー源なのである。この世界を形成する精神と物質は、渦が創り出す渦流エネルギー空間のなかで融合を果たし、全ては渦によって始まり、渦によって終わる。



エネルギーのあるところに渦あり

渦あるところにエネルギーあり



 

勝手創千界への

コメントはこちらから

 

メモ: * は入力必須項目です

2013年

6月

09日

勝手創千界から世界へ

この世界が持つ多くの問題への解決は待っていては果たせない

より良き社会を目指して我が「勝手自由なる提案」を創り上げていく

そして「勝手創千界」の描く世界から解決に向けての一歩を踏み出す

10 コメント

2013年

1月

01日

勝手にエネルギー論を構築する

人類の行く末は「エネルギー」を如何に獲得していくかである。

日本の社会も経済も「エネルギー問題」の解決抜きには語れない。

6 コメント

2012年

10月

02日

新しいエネルギー開発に向けて

「水危機」と「エネルギー危機」が目前に迫っている。この二つの「危機」だけでも「人類の生存基盤」の危機である。 一刻も早く、地球と人類にとって安全・安心な「自然エネルギー」「再生可能エネルギー」の開発が求められている。

10年、100年先の「危機管理」として、今から行動しなければ遅いことは明白だ。

「消費社会」から「循環社会」「持続可能社会」「自然共生社会」「エネルギー自立社会」へ向けての「意識改革」と「構造改革」が重要である。

7 コメント

2012年

7月

08日

新しい日本改造に向けて

国の言う「国民のための判断」が本当でないことが明らかにされているいま

国民の持つ価値観として、何が大事で何が大事でないかという判断や、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系の価値判断から、3.11震災を契機にした「新しい価値観」と「国民全体の幸福度」についての「提言」が、いまこそ日本に必要である。

10 コメント

2012年

6月

04日

勝手に発想法を研究する

差し迫る「少子高齢化の縮小社会への突入」「産業の空洞化」「エネルギー問題」「雇用問題」「財政問題」等々・・・日本社会が抱える問題は多岐に渡るが、政治や行政や官僚に「問題解決能力」の欠如が著しい。

さらに日本の技術を支える産業界や学界の「研究開発機関」においても「劣化」が進んでいる。

今こそ「フロンティア精神」と「新しい発想」が連動して「革新的なイノベーション技術」を生み出していくことが必要だ。

6 コメント

2012年

5月

01日

自然エネルギーと共に生きる

日本の自立と未来を切り開くためには、日本の国土に適合した再生可能エネルギーの社会が必要であり、最先端の日本技術を結集して「世界に誇れる日本」を創っていかなければならない。

15 コメント

2012年

4月

07日

勝手創千界から「尊敬される日本」へ

まず、現状のまま進行した100年後の日本の未来を想定し、その想定社会状況から、今必要な「方策」を考えてゆく視点が必要ではないかと思っています。新しい視点が必要です。

「勝手創千界」による「勝手な発想」が「脳内停止」状態の人々に「インパクト」を与えなくてはいけません。

13 コメント

2012年

3月

11日

3.11震災から海上都市計画へ

3.11震災を契機として、日本という国家のもつ様々な問題点が明らかにされ、新しい国家像が求められている。たぶんこのままでは、さらに日本の解体状況は進んでいくだろう。ラブーン海上都市計画がひとつの方向性を提示できればと思う。

8 コメント

2012年

2月

19日

勝手に復興計画 in 石巻を提案

3.11震災からの新しきまちづくりとして「勝手に復興計画 in 石巻」を発進いたします。

6 コメント

2011年

12月

31日

ホームページ開設

3.11震災以降、如何にすれば「津波につよいまち」が可能なのか?考えてきました。

その「ひとつの答え」を提示できればと思います。実現に向けて多くの人の意見を求めています。

4 コメント