トーラス起源論

 

トーラス起源論

 

科学三大謎とされる

 

  1. 宇宙の起源
  2. 生命の起源
  3. 意識の起源

 

人が見ることができる物と、見ることができない物とで創られている世界に於いて、全てのエネルギーには世界の始まりと終わりを導くトーラスの流れが存在している。この宇宙・生命・意識の誕生の起源を知ることが出来れば、謎とされる宇宙・生命・意識の創造の意味が理解でき、その意味は生命体が持つ意識である知性によって理解される。この世界の全てが見ることができない素粒子で出来ているのであれば、その見ることができない素粒子エネルギーの運動原理を解き明かす量子力学の理解が必要である。この世界は未知なるエネルギーに溢れ、未知なる宇宙・生命・意識の存在は自らの内なる意識の世界にあり、誰もが他者の内なる仮想の世界を窺い知ることは出来ない。外宇宙の世界と内宇宙である意識の世界は、一人ひとりのもつ内宇宙の中の未知なる無限のダークエネルギーとして存在している。

 

 

人は地球の持つ磁気を見ることは出来ないが、渡り鳥は地磁気の方向と強さを感知でき、広大な地球上のある場所を正確に特定できる能力を持っているために、毎年何千キロの飛行を繰り返すことが可能である。磁力や電気や引力などの人が見ることができないエネルギーを物理学がその存在を明らかにし、人の目に見える領域よりも見ることが出来ない領域の方がより広大であることが理解できるようになり、人はこの見えない領域を知ることによって意識を拡大してきた。未知のダークエネルギーがこの宇宙の大半を占めているならば、この地球上も未知のダークエネルギーに満たされているのであり、人類が知り得ている世界は未だに僅かでしかないことを知るだろう。現人類の科学と文明の到達領域は、この世界の無限とも言えるミクロとマクロの時空連続体の大海原のなかに、行き先も解らずに漂っている小舟のように脆く不確かである。

 

 

人間の大きさが、おおよそ 1 m 程度であり、大型の生物でも、10m程度の大きさである。 地球の半径は約6400km = 6.4×10m で、地球と月の間の距離が平均384400 km ~ 3.9×10 mで、 太陽の赤道半径はこれより大きく、696000 km ~ 7×10 mくらいである。太陽をまわる地球の公転軌道の長半径を 1天文単位(AU; Astoronomical Unit)= 1.4959×1011 mと定義すると、太陽と地球の距離は、地球の大きさの5桁も大きい。太陽系の大きさは、太陽から冥王星までの距離とすると6×1012 mほどであり、セドナは、太陽から最大1.3×1013 mも離れている。

 

しかしこれでも、恒星間距離のスケールにくらべれば短いものである。 光が1年間かかって進む距離を1光年(ly; light year)= 0.94×1016 mと定義しますが、太陽に最も近い恒星までは4.31 lyです。 銀河の恒星間の平均的な距離を1パーセック(pc)=3.26ly=3×1016 mとし、我々の銀河系の直径はだいたい1021 mです。となりのアンドロメダ銀河まで2.3×1022 m程度である。 銀河間のような遠方の天体までの距離については推定の誤差が非常に大きくなり、宇宙の大きさはおおむね1027 m くらいだという。

 

今度は小さいほうへ話を向ける。髪の毛が50-200μm、細胞の大きさがそれよりも小さいくらいで、可視光の波長が、380~780 nm = 3.8~7.8×10-7 mである。水素原子の大きさがその10分の1程度の大きさの10-10 mで、その下の構造は原子核だが、ここで一気に10-15 mと5桁も小さくなる。原子核を構成する陽子や中性子は、クォークとよばれるものでできているが、これらは今のところさらに小さい構造がみつかっておらず、すなわち「点状」とみなされている。究極的な微細スケールとして、基本的な物理定数を組み合わせてプランク長さというものが考えられるが、これは1.6×10-35 mである。

 

この世界のスケールの最大値は宇宙の大きさ1027 m 。

「10の27乗」の呼称として、「hella(ヘラ)」が国際度量衡委員会(International Committee for Weights and Measures)にて認定され、これが最大スケールの接頭辞になる。

 

そのまま書くと、「1,000,000,000,000,000,000,000,000,000」。

 

10の1乗  10  デカ 

10の2乗  100  ヘクト 

10の3乗  1,000 キロ

10の6乗  1,000,000 = mega 

10の9乗  1,000,000,000 = giga 

10の12乗  1,000,000,000,000 = tera 

10の15乗  1,000,000,000,000,000 = peta 

10の18乗  1,000,000,000,000,000,000 = exa 

10の21乗  1,000,000,000,000,000,000,000 = zetta 

10の34乗  1,000,000,000,000,000,000,000,000 = yotta

 

この世界のスケールの最小値として原子核の大きさが10-15 m。

そのまま書くと、0.000000000000001」。

 

10の-1乗  deci   デシ

10の-2乗  centi  センチ

10の-3乗  milli    ミリ

10の-6乗  micro  マイクロ

10の-9乗  nano   ナノ

10の-12乗  pico    ピコ

10の-15乗  femto  フェムト

 

1,000,000,000,000,000,000,000,000,000から0.000000000000001のスケールをもつ実在する世界。

そのミクロとマクロの狭間の時空間連続体の世界に素粒子で形創られた人なる生命体が存在しているのは確かだ。ミクロの領域はとても小さく、マクロの世界はとても大きい。

 

 

 

 

物質的実体は何十億個もの原子からなっているが、それぞれの原子はさらに小さな素粒子からなり、その素粒子はエネルギーの渦なのだ。原子より小さな素粒子は、渦の中でたがいの周りを回転しながらより重いエネルギーをもつ粒子を形成し、だんだん密度を高めて速度を落とし、ついには目に見え、さわることすらできる存在となる。水は密度によって姿を変える物質である。固体つまり氷の状態では原子の動きはもっと遅い。融けると動きが速くなり、回転あるいは振動する広い空間が必要となり、密度は低下して液体の水となる。さらに加熱されると粒子は加速し、さらに広い空間を必要とする湯気や、目に見えない気体つまり水蒸気になる。それぞれの状態と外観は、動きと振動というエネルギーの現れ方によって変化し、その運動の度合いは周波数と呼ばれる。振動と周波数の原理によって、この世界の無数のエネルギー形態は決まっているのだ。私たちが目にする物質的実体は、エネルギーが振動して物質状態になったりして、目に見える「残像」を作り上げた結果生じており、その周波数と密度のために物体は静止しているように見えているのである。無数の粒子がたえず加速、減速して私たちの目に物質として映る形をとり、個体としてそこにあるという錯覚を生み出しているのだ。あらゆる物質的実体がつねに動いている原子や素粒子からなっていることを理解すれば、あらゆるものはエネルギーであるということが理解できるだろう。

 

 

① 全ての源はエネルギーである。

 

② 本来の素粒子(電子や クォーク、光子の元となる粒子)は

     エネルギーの塊である。

 

③ エネルギーが運動エネルギーや電気エネルギー、熱エネルギー、

  重力エネルギーに変換される事で「振る舞い=性質」が変わる。

 

④ エネルギーの塊の振る舞いの違いが、電子やクォークと呼んでいる

      素粒子である。

 

 

1・ニュートン力学と熱力学から量子力学へ

 

古典物理学から量子力学

 

「我々の眼に見える間尺にあった物理現象のほとんどはニュートン力学で説明でき、その中にある秩序や平衡性は熱力学が作用している。そしてそれら物理現象の最小単位である原子や量子の振る舞いの法則が量子力学であり、生命は実にこの3階層をすべて貫き通す形で運営がなされているらしい。

 

大半の生命現象はニュートン力学と熱力学で説明ができてしまうわけだが、それでも生命にはそれでは説明がつかない未解明な部分がある。量子力学が作用する生命現象は、生命力そもののである酵素の働きや光合成、あるいは生物が匂いを嗅ぎ取る仕組みや、渡り鳥や魚が長距離移動をする際に使う磁気感覚、そしてまだ未証明ではあるが、遺伝や生命の起源、あるいは精神活動にまで及ぶらしい。

 

具体的には量子力学がもつ不気味な作用である、量子のもつれ効果(生物の磁気感覚、光合成)やトンネル効果(酵素の作用や、生物の嗅覚、遺伝)を利用して生命はその基礎的活動を成しえているらしい。」

 

ー量子力学で生命の謎を解くー

 

 

ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン 著 

水谷淳 訳 

出版日 2015/09/16

 

http://honz.jp/articles/-/41908

 

ー引用ー

 

「量子力学が描き出す世界はあまりに奇妙だ。量子は波であると同時に粒子であり、壁をすり抜けることができ、いったんペアになった粒子同士はどれだけ遠く離れていても瞬時にコミュニケーションが取れるというのだから、すんなり納得することのほうが難しい。どれだけ信じ難くとも量子力学を支える科学的証拠はゆるぎなく、論理的にも強固である。DVDもMRIもスマホも量子力学がなければ実現しない。

 

現代生活に欠かせない存在となった量子の力は、最先端テクノロジーによって初めて活用可能となったのだろうか?そうではないという事実を突きつける現象が、あちこちで報告され始めている。渡り鳥が進むべき方向を知るためにも、植物が光合成を行うのにも、酵素がその能力を発揮するのにも、量子の世界の法則が重要な役割を果たしていることが明らかになったのである。つまり生命は、人類が20世紀になったやっと気がついた、量子的性質を長い進化の間に巧みに活用する術を身につけていたというのだ。

 

本書では英国サリー大学理論物理学教授ジム・アル=カリーリと同分子生物学教授ジョンジョー・マクファデンが、生命と量子力学の驚くべき関係を示す様々な事例を、量子力学と古典的物理学の世界がどのように異なるかという解説とともに教えてくれる。量子力学といっても複雑な数式はほとんど登場せず、巧みな比喩とともに議論が展開していくので、生命の本質に迫るエキサイティングな物語を読んでいるような感覚で読み進めることができるはずだ。

 

量子の言葉で生命を描き出そうとする「量子生物学」はまだ産声を上げたばかりの新しい分野である。並外れた主張には並外れた証拠を提出するのが科学界のルールだが、量子生物学はまだその証拠を集め始めたばかりであり、本書で提案される大胆な仮説にも確たる証拠がない場合が多い。そのため著者は、どのような現象が確かなものなのか、そのどこまでが量子の世界に疑いなく還元されるのか、どこからが仮説に過ぎないのかを丁寧に切り分けている。少しずつ科学界で受け入れられ始めた証拠をもとに、本書で提案される途方も無い主張はあまりにも刺激的だ。新たは分野の科学が生命の新たなカタチを提案してくれるのではないか、という期待を抱かせてくれるのだ。

 

著者は、「生命は量子の縁に生きている」と考えている。

 

どうやら生命は、一方の足を日常の物体からなる古典的世界に置き、もう一方の足を奇妙で変わった量子の世界の深淵に据えているらしい。

 

どんなものでも、突き詰めれば原子(もしくはそれを構成する素粒子)から成っているのだから、ミクロなスケールで生命が量子力学と関係しているのは当然であり取り立てるほどのことではない、という批判も量子生物学には向けられるという。しかし、量子生物学が対象とする事象の着目すべきところは、「細胞の内部という温かく入り組んだ環境のなかで壊れやすい量子もつれ状態が存在しつづけ」ているというところにある。通常我々が量子もつれ状態を実現するために極低温かつ高真空状態を用意しなければならないことを考えれば、生命がどれほど驚くべきことを実現しているかがうかがいしれる。

 

本書で最初に取り上げられるのは、ヨーロッパコマドリの地磁気の方向と強さを感知できる能力。動物が地磁気を知覚できるという事実も大変な努力の末に導かれた驚くべきものだが、より興味深いのは動物が地磁気を感知しているそのメカニズムにある。なにしろ地磁気の磁力は、冷蔵庫に貼り付ける普通の磁石の100分の1程度と非常に弱く、体内でのどのような化学反応も引き起こすことができないのである。鳥に体内には一体どれほどの秘密が隠されているのか。

 

鳥コンパスの謎のメカニズムに対する仮説が提唱されては否定され続けていた1978年、ドイツ人化学者クラウス・シュテルンが大胆な提案を行った。その「鳥のコンパスには量子もつれ状態にある遊離基のペアが使われている」という説はあまりに現実離れしており、多くの科学者から無視された。誰からも相手にされなかったシュテルンの説が大きく飛躍したのは20年後の1998年、ショジョウバエの目から概日リズムを担っているクリプトクロムという色素タンパク質が発見された年である。このクリプトクロムは光との相互作用で遊離基を発生させると知られていたのである。

 

もちろん、上記で抜き出した条件だけでシュテルンの説が確かめられたとはとてもいえない。その後の研究で、クリプトクロム分子に青い光を当てると長寿命の遊離基ペアが生成すること、特定周波数の磁場でだけ鳥の方向感覚が乱れることなどで徐々にシュテルンの説の確度は高まってきている。しかし、これで鳥のコンパスの全てが明らかになったわけではなく、量子もつれ説を決定打にするためには更なる証拠が求められているという。“鳥はどのように渡りをおこなっているのか?”というシンプルな疑問を徹底的に深く正確に追い求めていく本書を読み進めていくと、科学的仮説構築と検証プロセスをつい体験でき、その厳しさと面白さが痛感される。

 

議論が深まるにつれて著者の提案はより大胆に、より挑戦的なものとなっていく。そこでは、遺伝、ヒトの意志、生命の起源にまで量子的性質が重要な役割を果たしている可能性が示唆されている。それらの説にはこれからの検証が必要なもの、そもそも検証が不可能だと思われるものもある。言うまでもなく、著者はそれらが単なる推論に過ぎないことを承知している。しかし、想像の翼を目一杯に広げなければ真のイノベーションは生まれない。量子力学もその誕生時には多くの批判が向けられ、科学界から否定された。量子生物学は21世紀の生命の神秘に近づく鍵となるのか、それとも無謀な挑戦に終わるだろうか。著者は新たな分野の萌芽に以下のような言葉を添えている。」

 

いまだ分かっていないことはあまりにも多いが、いかなる新たな研究分野でも、分かっていない事柄にこそ美しさがある。

 

 

 

2・ダークマタ―・ダークエネルギー

 

人間が宇宙について知っていることは、実際に宇宙を構成するさまざまな要素のごく一部に過ぎません。未知のエネルギーや物質が宇宙にはあふれているわけですが、宇宙の約25%は「暗黒物質(ダークマター)」と呼ばれる謎の物質であるといわれています。

 

目には見えないけれど、確かにそこにある謎の存在、ダークマター。光も電波も発することがないため、現在の私たちの観測手法では直接検出することができませんが、ダークマターが持つ質量によって引き起こされるいくつかの現象を通じてその存在が推測されています。例えば、渦巻銀河では明るさから計算される質量より、星々が銀河中を運動する速度から求めた質量のほうがはるかに大きいことが知られています。また、銀河団の質量は、構成する各銀河の明るさから推定される質量よりも、各銀河の運動から求めた質量のほうがずっと大きいことも分かっています。宇宙において、ダークマターは私たちがふだん目にする物質よりもはるかに重要な役割を担っているのです。

 

ダークマターは、我々がそれを直接目で見ることはできませんが、そこに存在することは知っているという点から、「風」に似ていると例えられることがあります。そんなダークマターは宇宙の25%を構成する物質であると考えられており、時には80%がダークマターで構成されているのではと言われます。なお、宇宙を構成する要素の30%は物質(5%が人間が認識している原子から成る物質で、残り25%がダークマター)で、残りは暗黒エネルギー(ダークエネルギー)だと考えられています。

 

 

 

3・反物質

 

物質と反物質が衝突すると対消滅を起こし、質量がエネルギーとなって放出される。これは反応前の物質・反物質そのものが完全になくなってしまい、消滅したそれらの質量に相当するエネルギーがそこに残るということである 。1gの質量は約 9×1013 (90兆)ジュール のエネルギーに相当する。ただし 発生するニュートリノが一部のエネルギーを持ち去るため、実際に反物質の対消滅で発生するエネルギーは、これより少なくなると言われる。反物質は自然界には殆ど存在しないので、人工的に作らねば得ることが難しい。非常に高いエネルギーを持つ粒子どうしを衝突させると、多くの粒子が新たに生成されることは既に知られているが、これは、粒子が衝突前に持っていたエネルギーがそれに相当する質量に変わるためである。物質と反物質の衝突とは逆の事が起きていることになるので、それによって生成される粒子の中に反粒子が実際に含まれている。そのため現在では、人工的に高エネルギーの粒子を、粒子加速器という非常に巨大な装置を使って作り出し、それらを衝突させて反粒子を作りだし捕獲することで反粒子を得ている。

 

約138億年前、宇宙誕生のビッグバンにおいて、超高温・超高圧の光の塊から、同数の粒子と反粒子が対生成されたと考えられ、粒子と反粒子は質量や寿命などの性質はまったく同じで、電荷のプラスとマイナスの符号だけが反対である。ビッグバンのときに同じ数だけ作られたはずの粒子と反粒子は、宇宙の進化の過程で対消滅して光だけの世界に戻るか、あるいは、物質と同じだけの反物質が宇宙のどこかに存在している必要がある。しかし現在の宇宙には、物質が集まった星や銀河は存在しているが、反物質から成る星や銀河は観測されていない。つまり反物質は消滅したことになり、すべての物理法則が物質と反物質の入れ替え(CP変換)で不変(CP対称)だとすると、宇宙の進化を説明できないため、CP対称性は破られる必要がある。

 

K中間子、π(パイ)中間子、B中間子

 

クォークとその反粒子である反クォークが量子色力学(QCD)の強い力で結びついた状態(束縛状態)が中間子である。中間子は湯川秀樹によって、原子核内の陽子と中性子を結びつける粒子としてその存在が予言されていた。中性K中間子はダウンクォークと反ストレンジクォークの束縛状態にある中間子であり、π(パイ)中間子はアップクォークと反ダウンクォーク(電荷+1のπ(パイ)中間子)、反アップクォークとダウンクォークから成る中間子(電荷-1のπ(パイ)中間子)がある。中性π(パイ)中間子はアップクォークと反アップクォーク及びダウンクォークと反ダウンクォークそれぞれの束縛状態を重ね合わせた状態の粒子である。B中間子は反ボトムクォークとそれより軽い4種類のクォーク(アップ、ダウン、ストレンジ、チャーム)のいずれかから構成される中間子。

 

CP対称性の破れ

 

粒子の電荷(Charge;C)の正負を反対にする変換をC変換といい、空間の方向を反転する(Parity;P)変換をP変換と呼ぶ。CP対称性とはC変換とP変換を同時に行っても、その前後で物理法則が変わらないという性質である。反物質が存在しない現在の宇宙を説明するには、CP対称性が破れていることが必要である。実験的には1964年に中性K中間子の崩壊から発見され、ジェイムズ・クローニンとヴァル・フィッチはその業績により1980年にノーベル物理学賞を受賞した。高エネルギー加速器研究機構(KEK)のBファクトリー実験など、現在でも実験物理と理論物理で積極的な研究が世界中で行われている。

 

反物質

 

ある粒子に対して、質量や寿命などの性質が同じで、電荷のプラス・マイナスのみが反対の粒子を反粒子と呼ぶ。例えば、電子(e-)の反粒子は陽電子(e+)である。また、反粒子から作られた物質を反物質と呼ぶ。例えば、陽子と電子から成る水素の反物質である反水素は、反陽子と陽電子からできている。

 

小林・益川理論

 

6種類のクォークが弱い相互作用のもとで互いに混合することを表した理論。1973年に小林誠博士と益川敏英博士は、CP対称性が破れるためには、最低でも6種類のクォークが必要であることを予言した。このときクォークはアップ、ダウン、ストレンジの3種類しか見つかっていなかったが、その後、1995年までに残りの3種類(チャーム、ボトム、トップ)の存在が実験で確認された。この業績により2人は、2008年にノーベル物理学賞を受賞した。

 

格子量子色力学、量子色力学

 

量子色力学 (Quantum Chromo Dynamics、QCD)は、原子核を構成するクォークとその間に働く強い相互作用を媒介するグルーオンが従う物理法則であり、素粒子の標準理論の一部である。格子量子色力学(Lattice QCD)は、格子状に分割した4次元時空(縦・横・高さに時間軸を加えた空間)上にクォークとグルーオンを導入して、量子色力学を表した理論。格子量子力学を大規模数値計算で解くことにより、近似に依らない正しい計算が可能になる。この計算法は、過去約10年の間に飛躍的な進歩を遂げた。

 

素粒子の標準理論

 

電子やクォークなどの素粒子とその間に働く4種類の相互作用(強い力、弱い力、電磁気力、万有引力)を表した量子理論。現在までに実験的に確かめられている範囲内で、自然界のほぼ全ての現象を説明できると考えられている。

 

クォーク

 

原子核を構成する素粒子で質量の異なる6種類があり、軽い方からアップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボトム、トップと名付けられている。また、それぞれのクォークは3種類の色電荷(赤・緑・青)を持つ。

 

 

勝手創千界への

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2013年

6月

09日

勝手創千界から世界へ

この世界が持つ多くの問題への解決は待っていては果たせない

より良き社会を目指して我が「勝手自由なる提案」を創り上げていく

そして「勝手創千界」の描く世界から解決に向けての一歩を踏み出す

10 コメント

2013年

1月

01日

勝手にエネルギー論を構築する

人類の行く末は「エネルギー」を如何に獲得していくかである。

日本の社会も経済も「エネルギー問題」の解決抜きには語れない。

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2012年

10月

02日

新しいエネルギー開発に向けて

「水危機」と「エネルギー危機」が目前に迫っている。この二つの「危機」だけでも「人類の生存基盤」の危機である。 一刻も早く、地球と人類にとって安全・安心な「自然エネルギー」「再生可能エネルギー」の開発が求められている。

10年、100年先の「危機管理」として、今から行動しなければ遅いことは明白だ。

「消費社会」から「循環社会」「持続可能社会」「自然共生社会」「エネルギー自立社会」へ向けての「意識改革」と「構造改革」が重要である。

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2012年

7月

08日

新しい日本改造に向けて

国の言う「国民のための判断」が本当でないことが明らかにされているいま

国民の持つ価値観として、何が大事で何が大事でないかという判断や、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系の価値判断から、3.11震災を契機にした「新しい価値観」と「国民全体の幸福度」についての「提言」が、いまこそ日本に必要である。

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2012年

6月

04日

勝手に発想法を研究する

差し迫る「少子高齢化の縮小社会への突入」「産業の空洞化」「エネルギー問題」「雇用問題」「財政問題」等々・・・日本社会が抱える問題は多岐に渡るが、政治や行政や官僚に「問題解決能力」の欠如が著しい。

さらに日本の技術を支える産業界や学界の「研究開発機関」においても「劣化」が進んでいる。

今こそ「フロンティア精神」と「新しい発想」が連動して「革新的なイノベーション技術」を生み出していくことが必要だ。

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2012年

5月

01日

自然エネルギーと共に生きる

日本の自立と未来を切り開くためには、日本の国土に適合した再生可能エネルギーの社会が必要であり、最先端の日本技術を結集して「世界に誇れる日本」を創っていかなければならない。

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2012年

4月

07日

勝手創千界から「尊敬される日本」へ

まず、現状のまま進行した100年後の日本の未来を想定し、その想定社会状況から、今必要な「方策」を考えてゆく視点が必要ではないかと思っています。新しい視点が必要です。

「勝手創千界」による「勝手な発想」が「脳内停止」状態の人々に「インパクト」を与えなくてはいけません。

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2012年

3月

11日

3.11震災から海上都市計画へ

3.11震災を契機として、日本という国家のもつ様々な問題点が明らかにされ、新しい国家像が求められている。たぶんこのままでは、さらに日本の解体状況は進んでいくだろう。ラブーン海上都市計画がひとつの方向性を提示できればと思う。

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2012年

2月

19日

勝手に復興計画 in 石巻を提案

3.11震災からの新しきまちづくりとして「勝手に復興計画 in 石巻」を発進いたします。

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2011年

12月

31日

ホームページ開設

3.11震災以降、如何にすれば「津波につよいまち」が可能なのか?考えてきました。

その「ひとつの答え」を提示できればと思います。実現に向けて多くの人の意見を求めています。

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