勝手に復興計画 in 石巻   ー津波につよい海辺のまちづくり協議会ー

FCS-Cityプロジェクト in 石巻 への提案

提案企画書 1
提案企画書 1
提案企画書 2
提案企画書 2
提案企画書 3
提案企画書 3
提案企画書 4
提案企画書 4
提案企画書 5
提案企画書 5

3.11震災被災地 石巻への思い 2012.02

  3.11震災から10か月が過ぎ去ろうとしていますが、この大震災に対する復興の動きは今ひとつ見えて来ません。何故だろうと考えているとき、様々な情報の真実と虚構が入り混じり、何が本当のことなのか判らなくなっています。多くの被災地があり、その復興の在り方は本来は個別に語らなけれならないのに、どこも同じようなことを言っている。たとえば「高台移住」であり「防波堤の再構築」「減災」であり、なんと画一的な復興計画が状況の違いを無視し進められているみたいです。そもそも、復興計画を担う行政はタテの組織であり、資金は「国」が握っている以上、国の方針に従うしか、地方の自治体の選択肢はないのでしょう。そして行政は「官僚的」ですので、一人一人の被災者の「実状」「感情」「思い」「考え」を切り捨てているようです。被災者はすべてが「受け身」であってはならないことを肝に命じなくてはならないと思うのです。今、新しい「下からの行動」が必要ではないのでしょうか。

私は石巻市内を拠点にして「未来への末永い復興と新たなまちづくり」に関わっていければと思っています。

享保年間の石巻絵図(約300年前)による中瀬周辺

享保年間の石巻絵図
享保年間の石巻絵図

町は長い歴史と文化を持って形成される。今生きている私たちは、その長い時間の一瞬の中に存在し、住み、食し、働き、そして、笑い、話しをし、楽しみ、悲しみを感じて生きている。3・11震災の津波によって、多くの人、家、商店、まちが流された。しかし町のもつ「歴史と文化」も流されて消失してしまったのだろうか。復興計画のなかで「石巻らしさ」を失ってはならないと思う。

宮城県石巻市中瀬被災地からの「勝手に復興計画」を提案する

明治29年の明治三陸大津波
明治29年の明治三陸大津波
昭和8年の昭和三陸大津波
昭和8年の昭和三陸大津波

80年前の昭和三陸大津波の被害状況写真をみると、その壊滅状態からどのようにして復興を成し遂げたのだろうかと思う。国や町、村の支援は、たぶん今より少ないだろうし、ましてや「ボランティア」などいなかった。想像するに「地域コミュニティ―」の「助け合い」が大きな力になったのだろう。さらに被災住民の「生き抜く力」が凄まじいのでなかったかと思う。日本の昭和初期の「人間力」は、今の日本人とは全く違っていたと思う。先人の住民レベルの「心の復興」を知るところから「物の復興」が始まる。そういう視点も必要かと思う。そこには多くの試行錯誤があり、人として生き抜くための「仕事」「生活」「家族」「人生」があり、「夢」や「希望」があった。一人の人間にとって80年は長すぎるが、歴史からみれば「一瞬の出来事」であり、悲惨な体験は忘れ去られてしまう。大きな自然災害から逃げるすべはないし、自然の力に対して立ち向かうにしては、人はあまりにも無力である。現代社会は自然を征服できると思う中で科学力、技術力を進歩させてきた。3.11震災はその「自然を征服できるという驕り」を少なからず打ち砕いたのは確かだ。「原発」「港」「防波堤」「建築物」の「安全神話」は脆くも崩れ去ったかのようだ。当然そう思わない人もいる。その違いは「復興」の進め方に現れるし、内容の違いとなる。時間の流れである「過去」「現在」「未来」から物事を思考できる人は少ない。そして人は「生活」に追われているために、誰かに「なんとかしてくれ」という。結果は「なるようにしかならない」のかもしれない。そのような歴史を繰り返してきたのだろう。現代社会は情報過多であるが、真の情報を知ることは難しい。その中で「地域コミュニティ―」の中に身を置き、真の話と、自らの感性を信じ、現状分析と必要な行動をとることが重要だと思う。

 

3.11震災はそのような「自己変革」を問うているのかもしれない。

 

そして、自分なりの「復興計画」を3.11被災地である「石巻市中瀬周辺」で「新しきまちづくり」へ向けての出発点として考えていきたい。まず必要なのは「どうしたいのか」から始まり、「鎮魂・復興・海辺のまち」をキーワードにした「グランドデザイン」を「勝手に」「自分なりに」策定していかなければならない。

宮城県石巻市中瀬被災地の位置と被害状況

宮城県石巻市中瀬周辺(震災前)
宮城県石巻市中瀬周辺(震災前)
宮城県石巻市中瀬周辺(震災後)
宮城県石巻市中瀬周辺(震災後)
石巻市中瀬航空写真(震災後)
石巻市中瀬航空写真(震災後)
石巻市中瀬周辺地図
石巻市中瀬周辺地図

石巻市中瀬周辺写真

ハザードマップー石巻市ーからみる問題点

石巻市の復興計画によるゾーニング案

石巻市新都市構想
石巻市新都市構想

石巻市の復興計画による中瀬地域

中瀬地域復興まちづくり-石巻震災復興計画より
中瀬地域復興まちづくり-石巻震災復興計画より
旧北上川河口(中瀬周辺)復興イメージ-石巻震災復興計画より
旧北上川河口(中瀬周辺)復興イメージ-石巻震災復興計画より

石巻市の復興計画の問題点と新たなグランドデザインへ

石巻市の「石巻市震災復興基本計画」2011.12.22に示される中瀬周辺地域の復興計画を考察すると復興計画の問題点が浮き彫りにされる。その問題点を列記します。

① なぜ大規模な津波の浸水域を許したのかの、防災上の検討がなされず、安易に「被災地」を「公園化」している。

② 石巻という「地域性」「文化性」が感じられず、どこにでもある画一的な「フロント計画」である。

③ 高嵩上げ道路・新設橋・防潮堤の再構築・公園の新設・宅地移転等、大規模な「再開発」を計画しているが、その予算規模と完成工期がいつになるのか明らかにされず、計画の実現性に疑義がある。

④ 日本社会の諸問題(少子高齢化、産業の衰退、空洞化、非正規雇用、財政破綻、エネルギー問題等)に答えずに「バラ色の未来」があるかのような「幻想」を提示している。

 

石巻の「復興計画」は3.11震災以降の「安全・安心のまちづくり」のグランドデザインの視点をどこに据えるかが、まず先決です。

デザインのバックグランドは技術にあります。新技術なき新デザインはありません。

私はその「安全・安心のまちづくり」の基軸を

① 平地・沿岸部および3・11震災で壊滅した被災地に、津波につよい構造をもった住宅・施設を建設し「津波につよい海辺のまちづくり」の構築を目指します。

② レベルⅡの津波に対しての構造物の性能評価基準として

ⅰ・人的被害を最小限にする。

ⅱ・物的被害を最小限にする。

ⅲ・非常用として生存可能な空間、物資を確保する。

の性能をもった技術・構造を評価し、グランドデザインの構築の前提とします。

③ 耐津波に対しては、3・11津波の被害状況を科学的に立証することが前提ですが、大津波の巨大な水平圧力と漂流物の衝撃力に耐えるためには、木造・鉄骨造の建築物では破壊・倒壊は免れません。鉄筋コンクリート構造(RC)の強固な構造体でしか耐えることができません。よってRCの建築物が「津波につよい海辺のまちづくり」の前提になると思います。

 

 最新建築技術を駆使した「津波につよい海辺のまち」を創りだすことが、3.11の悲劇を繰り返すことなく、100年、1000年先の未来の子孫に日本の文化を引き継ぐ唯一の道であると思います。

私の「津波につよい海辺のまち」の素案イメージ

津波につよい海辺のまち-プロトタイプ完成予想図
津波につよい海辺のまち-プロトタイプ完成予想図

そして、「勝手に復興計画 in 石巻」は、ここから発進する

現在、あせらずにデザイン中です。

勝手創千界への

コメントはこちらから

 

メモ: * は入力必須項目です

2013年

6月

09日

勝手創千界から世界へ

この世界が持つ多くの問題への解決は待っていては果たせない

より良き社会を目指して我が「勝手自由なる提案」を創り上げていく

そして「勝手創千界」の描く世界から解決に向けての一歩を踏み出す

10 コメント

2013年

1月

01日

勝手にエネルギー論を構築する

人類の行く末は「エネルギー」を如何に獲得していくかである。

日本の社会も経済も「エネルギー問題」の解決抜きには語れない。

6 コメント

2012年

10月

02日

新しいエネルギー開発に向けて

「水危機」と「エネルギー危機」が目前に迫っている。この二つの「危機」だけでも「人類の生存基盤」の危機である。 一刻も早く、地球と人類にとって安全・安心な「自然エネルギー」「再生可能エネルギー」の開発が求められている。

10年、100年先の「危機管理」として、今から行動しなければ遅いことは明白だ。

「消費社会」から「循環社会」「持続可能社会」「自然共生社会」「エネルギー自立社会」へ向けての「意識改革」と「構造改革」が重要である。

7 コメント

2012年

7月

08日

新しい日本改造に向けて

国の言う「国民のための判断」が本当でないことが明らかにされているいま

国民の持つ価値観として、何が大事で何が大事でないかという判断や、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系の価値判断から、3.11震災を契機にした「新しい価値観」と「国民全体の幸福度」についての「提言」が、いまこそ日本に必要である。

10 コメント

2012年

6月

04日

勝手に発想法を研究する

差し迫る「少子高齢化の縮小社会への突入」「産業の空洞化」「エネルギー問題」「雇用問題」「財政問題」等々・・・日本社会が抱える問題は多岐に渡るが、政治や行政や官僚に「問題解決能力」の欠如が著しい。

さらに日本の技術を支える産業界や学界の「研究開発機関」においても「劣化」が進んでいる。

今こそ「フロンティア精神」と「新しい発想」が連動して「革新的なイノベーション技術」を生み出していくことが必要だ。

6 コメント

2012年

5月

01日

自然エネルギーと共に生きる

日本の自立と未来を切り開くためには、日本の国土に適合した再生可能エネルギーの社会が必要であり、最先端の日本技術を結集して「世界に誇れる日本」を創っていかなければならない。

15 コメント

2012年

4月

07日

勝手創千界から「尊敬される日本」へ

まず、現状のまま進行した100年後の日本の未来を想定し、その想定社会状況から、今必要な「方策」を考えてゆく視点が必要ではないかと思っています。新しい視点が必要です。

「勝手創千界」による「勝手な発想」が「脳内停止」状態の人々に「インパクト」を与えなくてはいけません。

13 コメント

2012年

3月

11日

3.11震災から海上都市計画へ

3.11震災を契機として、日本という国家のもつ様々な問題点が明らかにされ、新しい国家像が求められている。たぶんこのままでは、さらに日本の解体状況は進んでいくだろう。ラブーン海上都市計画がひとつの方向性を提示できればと思う。

8 コメント

2012年

2月

19日

勝手に復興計画 in 石巻を提案

3.11震災からの新しきまちづくりとして「勝手に復興計画 in 石巻」を発進いたします。

6 コメント

2011年

12月

31日

ホームページ開設

3.11震災以降、如何にすれば「津波につよいまち」が可能なのか?考えてきました。

その「ひとつの答え」を提示できればと思います。実現に向けて多くの人の意見を求めています。

4 コメント