海上都市の実現に向けて-教書を読み解く-

石田秀人氏による「風美海計画」があるが、「海洋国日本」の現状分析と方向性について、優れた内容になっています。

長文ですが、「ラブーン海上都市」の教書として読み解いていきたい。

 

風美海HP

風美海の国、日本

http://home.a02.itscom.net/coffee/index.html

ーより転載ー

 

 

教書のダウンロード

1・「風美海」計画の概要
風美海プロジェクト01.pdf
PDFファイル 432.6 KB
2・世界の観光地を目標に
風美海プロジェクト02.pdf
PDFファイル 335.9 KB
3・温暖化むけの漁場
風美海プロジェクト03.pdf
PDFファイル 386.9 KB
4・温暖化のメカニズム
風美海プロジェクト04.pdf
PDFファイル 478.4 KB

海に差し迫る脅威

 

人間の活動により、海の汚染が進行しつつある。海洋汚染の80%以上は、陸上活動に起因するものである。サンゴの白化現象から海面上昇に至るまで、海洋生態系が短期間で大きく変化している。

 地球温暖化により、海洋化学的にも、多くの海洋活動においても、変化が生じている。温暖化の影響で海水の温度が高くなったことで、温度変化に対応できない多くの海洋生物が危険にさらされているほか、乱獲もまた、世界各地で深刻な問題と化している。環境保護主義者は、海の生物多様性を維持するため、海洋保護区を広範囲に指定するように主張している。

 

 

海に差し迫る脅威

海を守るための対策

 

•地球温暖化により海面が上昇し、海岸に住む人口の居住区の安全性が脅かされしている。

•農業で使用される農薬や栄養素が沿岸水域に流れ込むため、海生植物や甲殻類が酸素欠乏により死滅してしまう。

•工場や産業プラントから、汚水や製造過程で発生した排水などが海に排出されている。

•石油流出により海が汚染されている。また、アメリカの下水処理場からは毎年、タンカーが流出する石油の2倍にもなる油を排出している。

•沿岸地域や海に流れ込む毒性の汚染物質や栄養素の約3分の1、大気から降下した汚染物質である。

•毒性のある藻類などの侵略的な生物種やコレラ、無数の動植物が入り江に入り込んだため、生態系のバランスが崩れている。

•国連食糧農業機関(FAO)によれば、世界の主な漁場17ヵ所のうち、4ヵ所では水産資源が既に枯渇し、残りの13ヵ所でも許容漁獲量の限界に達したり超過している状態になっているという。

•生物多様性を維持するため、海中公園を設ける。

•底引き網漁など、環境を破壊する恐れのある漁法を制限する。

•海軍の軍事演習において使用される音波探知機(ソナー)は、クジラなどの海洋ほ乳類を傷つける恐れがあるため、使用を禁止する。

•海を保護する取り組みに参加することで、漁業従事者の生活を支援する。

•誤って捕獲される魚の数を減らすため、適切な措置を講じる。

 

http://www.nationalgeographic.co.jp/environment/habitats/ocean-threats.html

 

ナショナルグラフィックス HPより引用

 

水循環の仕組み

 

 

このアニメーションは、水循環を完了し、水の一分子を示しています。太陽からの熱は、海の表面から蒸発する分子が発生します。一度それが蒸発し、それは雲を形成するために、雰囲気と凝縮し、高転送されます。雲は大きな距離を移動することができますし、最終的に水の分子は、雨や雪のように分類されます。それが始まったところ...海で最終的に、水の分子が戻ってくる

 

複数年の北極海氷の減少(1980年から2012年)

 

 

近年の北極地域で最も目に見える変化は、多年生の氷が急速に減少している。多年生の氷は夏の存続海の表面に浮かぶ海氷の一部です。複数年にまたがるこの氷は海氷の厚いコンポーネントを表します。この可視化は1980年から2012年までの不断の北極海の海氷を示しています。北極にある灰色のディスクは、衛星データが収集されていない領域を示しています。ビデオの最初の部分では、グラフのオーバーレイは、毎年100万平方キロメートルで測定された領域のサイズを示します。'1980 '、'2008'、および'2012 'のデータポイントはグラフ上で強調表示されます。ビデオの後半では、期間中に氷の変化を表示するのを容易にするためにグラフを省略されています。

 

 

地球の気温の変化(1880年から2011年)

 

 

地球の気温は、1880年以降大幅に科学者たちが呼んでいるものの先頭に温めた"現代の記録を。" この時点で、報道は、本質的に地球の気温データに許可される気象観測所によって提供されます。エネルギー生産、産業、自動車からの温室効果ガスの排出量が増加してきたように、温度は1970年代後半から特に、上昇している。ブルースベースラインの平均よりも低い温度を示しながら、1880年から2011年からの温度データは、このアニメーションでは、赤は、1951年から1980年のベースライン期間中に平均よりも高い温度を示しています。

 

巨大リスク抱える現代文明 バブル経済は崩壊寸前 天然資源の浪費が原因

 

http://www.47news.jp/hondana/bunmei/article/10.html

 

環境シンクタンクの先駆けである「ワールドウオッチ研究所」を1974年に設立、地球環境の破壊や、天然資源を浪費する文明の将来に警鐘を鳴らしてきた米国のレスター・ブラウン博士(77)。福島第1原発事故の悲劇を目にした今こそ、自然の浪費に基づく文明でなく、自然と協調する新たな文明構築に向けた歩みを劇的に速めなければならないと訴える。

 

1.ねずみ講

福島の原発事故を見て何を思いますか。

 

「あの事故は、現在の文明が抱える巨大なリスクとコストについてわれわれが真剣に考える機会となった。世界各国の政治家が、再生可能エネルギーの重要性を理解し始めたのは良い兆候だ。ただ、原子力のリスクは、現代文明が直面する多くのリスクの一つでしかない」
 「高騰が続く穀物価格、増え続ける飢餓人口、国としての体をなさなくなった破綻国家の増加という三つの傾向に注目している。地球の再生力をはるかに上回るペースで天然資源を浪費することの上に成り立ってきた現代の文明が、崩壊に向かい始めていることを示している」

「現代文明が崩壊し始めている」とはショッキングな指摘です。

 

 「これまでの穀物増産の大部分は、過剰なかんがいや地下水のくみ上げによって支えられてきた。こうした持続可能でない水利用によって生産された穀物に依存している人の数はインドで1億7500万人、中国で1億2千万人にもなると推定している。魚の乱獲や森林破壊など、地上のすべての天然資源で減少が目立つ。地球が吸収できる量よりはるかに多くの二酸化炭素(CO₂)を大気中に放出していることを考えても、今の経済は、いつかは破綻するバブル経済、ねずみ講経済だと言える」

 多数の著書や論文で警告を発し、政策提言を続けてきた博士の最新の著書の題名は「ワールド・オン・ジ・エッジ」。「崖っぷちに立つ世界」とでも訳せるか。「環境と経済の崩壊を防ぐには」という副題だ。

 

2.滝つぼに向かって

本の題名に込められた意味は何ですか。

 

「人類はボートに乗って川を下りながら滝つぼに向かっているようなものだ。このままではやがて滝つぼに転落することになる。一刻も早く天然資源を浪費する文明から方向転換し、全速力で逆向きにこぎ出さねばならない。そうでないと、経済も環境もだめになる。もしかしたら滝つぼはすぐそこにあり、手遅れかもしれないのだが」

今われわれがすべきことは何でしょう。

 

 「『セキュリティー(安全保障)』の概念を根本から考え直す必要がある。われわれは二つの世界大戦と冷戦で培われた20世紀型のセキュリティーの概念にとらわれている。だが、21世紀のセキュリティーは軍事的手段では確保できない。気候変動、穀物価格や食料、水資源、人口増加などが人類の安全を左右する問題となったからだ。このセキュリティーを脅かすものが何かを考えれば、新たな経済、新たな文明の姿も見えてくる」

 

 

3.資源の総動員を

 

「私の最も重要なメッセージは、残された時間が少ないということだ。セキュリティーの問題なのだから、すべての政府が戦時下の総動員体制のように持てる資源を総動員して、新文明への転換を加速する政策をとらなければならない」

「新文明への転換」とは具体的には何をすべきでしょうか。

 

「原子力と化石エネルギーを可能な限り早く再生可能エネルギーと省エネで置き換えること。過剰な取水を規制して水資源の効率的な利用の技術を普及させ

ること。発展途上国の貧困を解消して、人口増加に歯止めをかけなければならない。農業研究の充実は不可欠だ。太陽光や地熱利用の技術、小規模な農業による米の増産技術など、日本が世界に貢献する手段もたくさんある」

 飢餓が深刻化するソマリア、スーダン、ハイチ…。外交問題の研究家によって「破綻国家」とされる国が年々、増えている。破綻国家は統治の欠如から国土の環境破壊や砂漠化が進み、隣国へ逃れる難民も生む。破綻国家の増加は周辺地域、やがて世界全体を不安定化する。博士は「破綻国家は現代文明の行く末を象徴している」と見る。

 

4.決めるのは自然

果たしてまだ、希望はあるのだろうか。

 

「タイムキーパーは地球上の自然なのであって、自然によって引き返し可能な地点が決められている。人間がそれを知ることは難しく、もう手遅れかもしれない。もちろん、そうでないことを願っているが」
 「政治家の発言を聞き、ワシントンの研究所の窓から町を見下ろしていると、人々の危機感が決定的に足りないと感じる。人類が直面しているものは、過去に経験したことのない事態なので、自分たちの文明が崩壊に向かっているという事実に向き合うのは難しい。『

文明を救う』をキーワードにしよう。まだ、間に合うと確信する理由はないが、その努力を今、放棄する理由もまた見当たらない」

インタビューに答えるレスター・ブラウン博士
インタビューに答えるレスター・ブラウン博士
 

(文 井田徹治、写真 玉上一正)=2011年08月20日

レスター・ブラウン氏略歴

 LESTER・BROWN 34年、米ニュージャージー州生まれ。米農務省勤務などを経て74年にワールドウオッチ研究所を設立。環境問題に関する報告書や政策提言の発表、環境思想の提案などによって世界的に知られる。食料問題、人口問題、エネルギー問題などに詳しい。01年、米ワシントンにアースポリシー研究所を設立、代表を務める。

世界の飢餓人口

 世界の飢餓人口 国連食糧農業機関(FAO)などによると、慢性的な食糧不足に苦しむ人の数は1990年代半ば以降増加傾向にあり、2009年には約10億2千万人を超えた。10年にこの数は約9億2500万人までに減ったが、依然として高い水準にある。サハラ砂漠以南のアフリカやアジアの発展途上国に多い。人口増加に加え、異常気象による減収や穀物価格の高騰のほか、バイオ燃料の原料に回される穀物が多くなったことなどが原因とされている。

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2013年

6月

09日

勝手創千界から世界へ

この世界が持つ多くの問題への解決は待っていては果たせない

より良き社会を目指して我が「勝手自由なる提案」を創り上げていく

そして「勝手創千界」の描く世界から解決に向けての一歩を踏み出す

10 コメント

2013年

1月

01日

勝手にエネルギー論を構築する

人類の行く末は「エネルギー」を如何に獲得していくかである。

日本の社会も経済も「エネルギー問題」の解決抜きには語れない。

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2012年

10月

02日

新しいエネルギー開発に向けて

「水危機」と「エネルギー危機」が目前に迫っている。この二つの「危機」だけでも「人類の生存基盤」の危機である。 一刻も早く、地球と人類にとって安全・安心な「自然エネルギー」「再生可能エネルギー」の開発が求められている。

10年、100年先の「危機管理」として、今から行動しなければ遅いことは明白だ。

「消費社会」から「循環社会」「持続可能社会」「自然共生社会」「エネルギー自立社会」へ向けての「意識改革」と「構造改革」が重要である。

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2012年

7月

08日

新しい日本改造に向けて

国の言う「国民のための判断」が本当でないことが明らかにされているいま

国民の持つ価値観として、何が大事で何が大事でないかという判断や、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系の価値判断から、3.11震災を契機にした「新しい価値観」と「国民全体の幸福度」についての「提言」が、いまこそ日本に必要である。

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2012年

6月

04日

勝手に発想法を研究する

差し迫る「少子高齢化の縮小社会への突入」「産業の空洞化」「エネルギー問題」「雇用問題」「財政問題」等々・・・日本社会が抱える問題は多岐に渡るが、政治や行政や官僚に「問題解決能力」の欠如が著しい。

さらに日本の技術を支える産業界や学界の「研究開発機関」においても「劣化」が進んでいる。

今こそ「フロンティア精神」と「新しい発想」が連動して「革新的なイノベーション技術」を生み出していくことが必要だ。

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2012年

5月

01日

自然エネルギーと共に生きる

日本の自立と未来を切り開くためには、日本の国土に適合した再生可能エネルギーの社会が必要であり、最先端の日本技術を結集して「世界に誇れる日本」を創っていかなければならない。

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2012年

4月

07日

勝手創千界から「尊敬される日本」へ

まず、現状のまま進行した100年後の日本の未来を想定し、その想定社会状況から、今必要な「方策」を考えてゆく視点が必要ではないかと思っています。新しい視点が必要です。

「勝手創千界」による「勝手な発想」が「脳内停止」状態の人々に「インパクト」を与えなくてはいけません。

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2012年

3月

11日

3.11震災から海上都市計画へ

3.11震災を契機として、日本という国家のもつ様々な問題点が明らかにされ、新しい国家像が求められている。たぶんこのままでは、さらに日本の解体状況は進んでいくだろう。ラブーン海上都市計画がひとつの方向性を提示できればと思う。

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2012年

2月

19日

勝手に復興計画 in 石巻を提案

3.11震災からの新しきまちづくりとして「勝手に復興計画 in 石巻」を発進いたします。

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2011年

12月

31日

ホームページ開設

3.11震災以降、如何にすれば「津波につよいまち」が可能なのか?考えてきました。

その「ひとつの答え」を提示できればと思います。実現に向けて多くの人の意見を求めています。

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